仕事が忙しく長時間座りっぱなし、疲れがピークなってくると発症する坐骨神経痛

３８才(女性) 営業職 


普段から長時間のデス
クワーク、お客様への
対応、職場の人間関係
でのストレスで交換神経が優位な状態。
全身(特に上半身背部)の筋肉が緊張してしまい、各関節の
可動制限、循環不全による冷え性、免疫力の低下などを招く。

右骨盤の関節(仙腸関節)が緩んでいて、右下肢に力が入らない状態。 
この状態が続くと緊張や関節への負担が大きくなり、
右殿筋群である小・中殿筋や外旋筋群(特に梨状筋)が緊張過多になる。
坐骨神経への圧迫が強まり神経の伝達異常がおこり、
サインとして下肢(殿部～膝裏まで)の痛みや痺れが出てくる。

右仙腸関節の調整と、骨盤・股関節回りの緊張
している筋肉を、関節の可動域を確認しながら
改善していく。
冷え性もヒドイいので施療中は腹部にホット
パックなどを乗せて内臓から温める。
温めることで循環を良くして副交換神経に
切り換えていきリラックスを促す。

動作による筋肉の筋緊張だけでなく、自律神
経からくる筋肉の緊張の割合が強い。ただ
揉みほぐしたり関節を調整するだけでなく、
精神的な緊張を会話や環境によって和らげることも重要になってくる。